日々の暮らしを心地よく、自分らしく....

花のある暮らしで心穏やかな日々を

心の眼

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          最近、うちの愛犬はいよいよ目が見えなくなって来ているようです。
          真っ黒いミニチュアシュナウザー
          大左衛門。オス、10歳。老齢による白内障、、、、。

          高齢のリスクがあるため、また、術後の経過はあんまり期待できないようで
          手術はしません、、、、。

          今年の春ぐらいから急に動作がおかしくなってきて、最近は
          お手の手の上げ方も場所がずれてるし、目が見えないせいか
          かなり臆病になってて、ちょっとした物音にも敏感に反応し
          時には震えています。

          子供の頃はやんちゃで、誰彼かまわず吠えまくり、時には
          郵便屋さんに噛み付いたりしたことも、、、、。

          散歩が大好きでリードをこれでもか!というくらい強く引っ張っていた
          のが嘘のように、歩く速度も落ちました。時にはブロック塀にぶつかって
          ふらついたり、、、、。

          うちは賃貸で飼えない為、すぐ近くの実家に預けていますが
          時間が許す限り、安心させてあげられるよう話かけに行ってます。

          以前は、家の門を開けた瞬間から、喜びの表現を
          まん丸おしりをモコモコさせながら、短いシッポをふりふりさせて
          すぐに飛びかかって来ましたが
          今は、玄関の扉を開けても、寄ってこず、じ~っとしたままです。

          でも、同じ目線で見つめると、大もじ~っと身動き一つせず
          こちらが目をそらさない限り見つめ続けています。

          まるで、心の眼で見ているように、、、、。

          眼が見えない苦しみは人間と同じだと思います。

          不憫でしょうがなくて、抱きしめようとすると眼が見えない恐怖からか
          怯える姿が痛々しくて、何もしてあげられないもどかしさが
          胸を締め付けます。


          人間にも犬にも必ず訪れる老い、、、、。


          最後の最後までしっかり愛を注いであげたいですね、、、、。