思秋期

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　朝晩はめっきり涼しくなって来て、やっと今年の異常な夏の暑さも
　　　　　　　　　　終止符となりそうです。

　　　　　　　　　　制作も穏やかな気持ちで没頭しています。

　　　　　　　　　　最近、ショップご来店のお客様が急増しており、とても嬉しいのですが
　　　　　　　　　　住宅街の真ん中にあり、看板も掲げず、真っ赤なドアーとステンドグラス
　　　　　　　　　　が目印なんて、なんと不親切なショップにもかかわらず
　　　　　　　　　　遠方からもお越し頂いており、本当に恐縮の思いでいっぱいです。

　　　　　　　　　　小さな小さなスペースのショップなので、一度にたくさんのお客様が
　　　　　　　　　　おいで下さったら、身動きもとれず、とてもお花をゆっくり見る事も
　　　　　　　　　　出来なくなってしまいますが、何とか、上手に？！回転出来ていて
　　　　　　　　　　もう少し、このままのスペースでやって行きたいな、と考えています。

　　　　　　　　　　建て替えの計画もしているのですが、何となく、この小さなスペースも
　　　　　　　　　　お一人様、特別ご優待。のようなおもてなし＆お客様＝友達のような感覚で
　　　　　　　　　　お話が出来たりするので、好きかな。（笑）

　　　　　　　　　　ショップ隣のアトリエは完全予約制ではありますが、ショップよりも
　　　　　　　　　　広く、ギャラリー風にお花を飾っておりますので、お時間のあられるかたは
　　　　　　　　　　どうぞ、ご予約の上、お越し下さいませ。

　　　　　　　　　　さて、今日のお花はそんな最近急増中のお客様の一人で、うちのファンに
　　　　　　　　　　なって下さり、何度もご注文頂いている薬剤師さんからのオーダーです。

　　　　　　　　　　夏の暑さから初秋へ、更に晩秋の彩りを表現してみました。

　　　　　　　　　　音楽画像は先日他界された阿久悠さん作詞で岩崎宏美の思秋期です。
　　　　　　　　　　円熟味を帯びた歌唱はもちろんすばらしいですが、ジョルジョアルマーニの
　　　　　　　　　　花柄のブラックドレスが何ともエレガントで、惹きつけられました。
　　　　　　　　　　服地から花のデザインをイマジネーションすることはよくあるのですが
　　　　　　　　　　中身をともなって初めて活きるのでしょうね、、、。

　　　　　　　　そう言えば、今更ながら後悔している事に、１０月の博多座の千秋楽で

　　　　　　　　　　岩崎宏美を始め２０周年スペシャルキャストによるレミゼラブルのチケットが
　　　　　　　　　　３０分でソールドアウトし、発売日途中で気付いたkenは当然
　　　　　　　　　　手に入れる事は出来ませんでした、、、。は～ぁ、、、。
　　　　　　　　　　（誰か、行けなくなった人、チケット下さ～い！笑）

　　　　　　　　　　また、いつか帝国劇場での公演を待つしかなさそうです。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　時代は今、本物のラグジュアリーを求めている傾向にあるようです。

　　　　　　　　　　今年の秋冬はますますエレガントを極めたデザインを追求して行きたいと
　　　　　　　　　　思っています。日々、全てのものから吸収です。

　　　　　　　　　　秋、たまにはゆっくりとコーヒーでも飲みながら自分自身を振り返り
　　　　　　　　　　秋に思いを馳せたいものですね、、、。

　　　　　　　　　　

〔You can enjoy Videos by 『岩崎宏美～思秋期～』〕