日々の暮らしを心地よく、自分らしく....

花のある暮らしで心穏やかな日々を

4年目のROYAL FLOWER

         早いもので沖縄は梅雨明けしたようですね。
         九州地方ももうすぐかなぁ~?

         さてさて、現在kenは新しくリニューアルするHPの
         商品製作を日々行なっております。

         好きで始めたうちのショップですが、7月1日でOPENから丸3年
         を迎えることとなりました。本当にビジネスで始めようというつもりは
         全然なくて始めたのですが、たくさんの皆様に支えられて
         自然な流れで実店舗をはじめウェブショップ、委託販売させて頂いているお店や
         ギャラリーそして今年の4月からは熊本ゆめタウン~光の森店~でも
         販売をさせていただくなどOPEN当初は考えもしなかった展開です。

         今年2月にはFP業務とフラワー事業を含めた法人組織として
         株式会社MERCIという会社にもしました。

         個人事業主の時とは全然違う責任感というか、重みを今頃痛感しています。

         税理士さんじゃないとわかないことや
         社会保険労務士さんじゃないと出来ないことや
         その他、思いもよらないいろんな名目の税金や社会保険料を収めなくちゃ
         いけないことなどなど、本当に驚きの(ある意味ショックな。笑)
         連続でもあります。

         税理士さんから言われました。

         株式会社にした以上は腹をくくって利益を上げる努力をして下さいと。

         中途半端な売り上げや所得では出て行くほうが多くて法人化する意味すらないのです

         今、思い浮かぶ言葉、それは「チャレンジスピリット」
         そうです、自分で選んだ道。前に進むしかありません。

         これから特に力を注いで行きたいことの一つに通販事業が
         あるのですが、7月中旬から下旬の予定で冒頭にも書いたとおり
         今のHPを全てリニューアルします。
         
         商品も全て新しくリフレッシュするのですが、その中でも特にお勧め商品を
         一部ご紹介させていただくと、今までも大変ご好評頂いておりました
         スイーツとお花のセット商品ですが更にパワーアップして発売します。
         トミーズショートブレッドハウスさんに
         http://www.tomis-shortbread.com/ 特別にお願いして
         ROYAL FLOWERオリジナルのショートブレッド
         更に今回から新たにご協力いただきます、薬剤師の資格もお持ちで
         本格的ハーブアドバイザーの永田さん(クレアートオーナー)
         http://creato.topaz.ne.jp/
         に特別にご依頼して出来上がっているROYAL FLOWER
         オリジナルのハーブティー。それにスペシャルなお花のセットの販売です。

         そして、京都の老舗和菓子屋さんとタイアップさせていただいて
         販売開始行なう和モダンアレンジと丹波の黒豆シリーズで
         丹波の黒豆、黒豆おかき、黒豆茶のセット販売!
         試食を何回も重ねた結果、最高級で栄養価も非常に高い丹波の黒豆使用の
         老舗和菓子屋さんに決定!原材料から製造に至るまで徹底的なこだわりを
         持った商材と和モダンなお花とのセットは様々な贈りのシーンで大活躍
         してくれそうなkenイチオシのお勧めセットです。

         そして、肝心なお花のラインナップもお求め易い価格帯をもう少し増やし
         バリエーション豊かに品揃えしたいと日々試作を繰り返しています。

         他にも従来の枠にとらわれずに、思い切って別枠にアートフラワーアレンジの
         販売も開始します。最近のアートフラワーは本当にすばらしい進化を遂げていて
         光触媒加工といって空気をキレイにする作用のあるものや
         特殊ポリマー加工を施し、触って見ないと生花と全く区別がつかないものなど
         多種多様です。

         今までプリザーブドフラワーオンリーにこだわってアレンジを施して
         来ましたが、最近ずっと抱えていたジレンマの一つに、プリオンリーだと
         どうしてもアレンジの幅が限定されてしまう、ということです。

         アートフラワーはゼッタイにキライという人もなかにはいらっしゃいますし
         ken自身もプリザーブドフラワーとアートフラワーの組み合わせは
         自然な風合いのプリの雰囲気とミスマッチのような気がして
         ゼッタイに組み合わせません!というのは一つのこだわりでもありました。

         でも、先日フランスの、とある番組でインテリアの場面の至る所に
         プリとアートフラワーが見事に融合され、芸術性を更に高め洗練された
         デザインの全く新しいお花が映し出されていて、眼から鱗状態で
         クギ付けでした。と同時に自分の頑なにこだわって来たプリザオンリー主義
         は音をたてて崩れました。技術とセンス、そしてデザインでプリもアートも見事に
         調和され、融合できるのだと。

         試験的にアートフラワーを取り入れて商品を作った一時期があったときに
         お客様に「これは造花?=偽者?」みたいなニュアンスで
         質問をされたりとか、あからさまに「生花じゃないなら、偽者?」
         という問いかけに何度も切ない思いをした記憶があります。

         アートフラワーを取り入れても全体の
         バランスが美しければいいじゃん!と思いつつもアートフラワーに対する極端に
         偏見を持った言葉で言われる人を避ける為、あえてプリにこだわって来た
         一面も無いわけではありません。

         アートフラワーはその名前からしても分かるように芸術的なお花なんですね。
         アートフラワー=造花=偽者、もしくはプリフラでさえも=偽者と呼ぶ
         ような、人たちがごくたまにですがいらっしゃいます。
         個人的な嗜好は千差万別ですからご自由に好き嫌いが
         あって当然だと思いますがそれが偽者!だとかあからさまにキライと
         面と向かって嫌な顔をして言う人の無神経さは
         いつも思いますがなんとデリカシーのない人間で、品格が無いのだろう?
         とその人の人格すら疑う時があります。

         本物だとか偽者だとかの次元で花を見ている人たちを見ると
         とても悲しい感じがしてなりません。

         自分の中で個人的に一番好きな花、それは生花なんです。

         生のお花は限りある命があるため、日々、いや一秒一秒、その命の儚さと
         尊さを見つめることが出来、それ故に美しいのです。

         でも、仕事としては選びませんでした。
         切花の生花は短い命でお別れがすぐに来るのがいやなのかもしれません。
         ですから、切花ではなく、地植えのものや鉢植えを好んで育てています。

         理由はともあれ、プリザの誕生で自然に咲く花とほとんど変わらないという
         状態で2~3年長持ちする花は、自分にとって好きな花をいつまでも
         そばにおいて見て楽しむ事が出来るという願ってもない出現ですぐに勉強し
         アレンジを作り始めました。(元々フラワーデザインや生け花もしてました)

         でも、よくよく考えて見たら、生花を特殊加工する花であって
         やはり、生花に近い状態で見えるけど生花じゃない作られた花
         なんですよね。手が加えられた作られた花。
         でも造花ではない。

         今、世界的にプリザーブドフラワーは大変人気なお花として日々その認知度は
         高まりつつありますが、kenがこれから目指すべき方向性は
         プリの良さは追求しつつ、柔軟な心で、美しいものは素直に美しいという心で
         新しいものを取り入れて行こうということです。

         変わることは勇気が必要です。

         でも、変えないと分からない、見えないものもたくさんあって、もしかしたら
         自分の意固地な心が原因で大切な何かを見落としているかもしれせんし
         新たなモノと人との出会いも制限されてしまい自らの未知数の可能性を
         狭めてしまうかもしれません。

         今までこだわって来た事を途中で変更することは
         なんと信念がない人なのだろう?と思われるのが
         イヤでそれが意固地に繋がり、芸術としての花の広がりを自分で狭めてしまう
         愚かさだけは止めようと思いました。
         
         でも、もし一つの解答があるのなら数年後に自分が現在望む数字としての
         結果が出るのかもしれません。

         でも、今までこだわって来たプリフラオンリーのアレンジはこれからも
         ずっと作り続けて行きます。それに加えて、別枠でアートとの融合による
         作品を作ること。そしてアートだけのアレンジもkenスタイルでご提案
         出来るように新たな世界を作ること、それがこれからの一つの目標です。
          
         そして、願うことは生花もアートフラワーもそして
         プリザーブドフラワーも花に変わりはありませんから   
         それら全てを融合させたデザインでも誰も違和感無く美しいと
         感動してもらえるような作品が作れるようになれたら、と思います。

         たえず進化させていくことで今まで見えなかったものが見えるように
         なって来てるような感じがしてとても今からが又ワクワクです。(笑)

         4年目のROYAL FLOWERとそしてまだまだ未熟なkenですが
         これからもどうぞ宜しくお願いしますね!