立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
今日の画像は
ご近所の方が丹精込めて育てられた牡丹の花です。
何度もご来店いただいているお客様ですが
今日は、庭に咲いた牡丹をプリザーブドフラワーにしてほしいとお持ちになられました。
着物姿が何とも美しい白髪の凛とした佇まいの方で
強いて譬えるなら、山田五十鈴さんのような感じでしょうか。。。
kenも大好きな陶芸家 久保田 保義氏の青白磁の花器もお持ちになり
プリザにしてこの器に活けてほしいと。。。
(花器を出された途端、久保田先生の作品だとすぐに分かる素敵な青白磁でした。)
けれど、丁重に丁重にご遠慮申し上げました。
牡丹の花もプリザにできないことはありません
けれど、この画像のような美しさには到底かないません。
プリザ加工後、その方の落胆の表情が容易に想像できるばかりでなく
こんな綺麗な花は、儚き命があるからこそなのですよね。。。
その後、すぐにkenの思いは察して下さいました。
その方をお見送りする時の後ろ姿を見ながら
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花という言葉を連想しました。
後日、またお越しになられたら
せめて写真に収めた牡丹をプレゼントするつもりです。
~お知らせ~
メルシーローズでは、母の日を5月9日に控え
現在、オーダーメイドによるご予約が集中、大変混み合っております。
母の日以外のオーダーメイドに関しては
どうぞ皆様、通常よりお時間にゆとりを持ってお問い合わせ&ご注文
下さいますよう宜しくお願い申し上げます。