日々の暮らしを心地よく、自分らしく....

花のある暮らしで心穏やかな日々を

見送る人、明日は我が身。。。

 
 
今日は親戚のお通夜に参列してきました。
 
親類が多く、交流のある方も多いが故に、毎年のように誰かを見送っているような。。。
 
 
 
今にも香ってきそうな祭壇のカサブランカ
 
そして純白の胡蝶蘭や純白のトルコキキョウ、たくさんの菊たち。。。
 
 
そんなたくさんの花達の中央には
笑顔がとっても爽やかで優しそうな表情のお写真が。。。
 
 
そんな中、住職さんの言葉が今日はとても印象深く胸に刻まれました。
 
 
 
棺に納められた方を天国へ見送る側の我々は
悲しんではいるけれど、所詮は他人事。
 
見送る人として参列しているだけで
 
私たちは残る人
 
明日も明後日も、一年後も三年後も10年後も
生きて行く人として勝手に思っているだけで
 
実は、明日の事は誰にも分からない現実を、今を生きる大切さを、
本気で考えている人は少ないと。。。
 
 
今日の親戚がある程度の歳とはいえ
昨日まで元気だったのが、突然天国へ召されたように
 
 
若いからとか、歳だとか関係なく
明日は我が身と捉え、今を大切に生きて下さい、と。。。
 
 
 
確かに、そうですよね。。。
 
 
 
頭では分かっているつもりでも、本当のところは
まだまだ、そんな簡単にあの世なんて遠い話さ、と誰でも思っていますよね。
 
 
 
人はいつもその当事者にならないと本気で物事を考えない生き物ですが
 
 
生と死はいつも隣合わせである
 
 
ということを常に忘れず、今をもっともっと大切に生きなくちゃと
改めて思う春の別れの日でした。
 
 
ご冥福心からお祈りします。