日々の暮らしを心地よく、自分らしく....

花のある暮らしで心穏やかな日々を

オータムブライド

          最近は連日、連日、分刻みのスケジュールで過ごしているkenですが
          花に向かうときぐらいは心穏やかに神経を集中させて
          制作していたいものです。

          そんな慌しさの中、おとといは結婚記念日でした。

          結婚11周年。月並みですが、本当に月日の過ぎるのは早いですね!

          結婚式をした情景が思い出せば、ついこの間のように色鮮やかに
          蘇りますが、もう11年も過ぎていたなんて、、、、。

          そして、また最近特に忙しく、毎日があっという間に過ぎていて
          このままあっという間に、20年、30年と過ぎて行くのかなぁ~、
          などと思いながら、毎年恒例の結婚記念日の晩餐会を楽しみました。

          仕事柄、いろんな幸せカップルのブーケや引き出物制作アレンジを
          作る度に、新鮮な気持ちになれるこの仕事をしてて本当に良かったと思います。

          昨日も今月27日に挙式されるカップルお二人がお見えになり
          ブーケの最終打ち合わせを終え、満面の幸せそうな表情を見送りながら
          心から、お幸せに!と心の中でつぶやきました。

          この秋にご結婚される皆さん全ての方に心から
          お祝い申し上げます!どうぞ、いつまでも永遠にお幸せに、、、。


          さて、話は変わりますが、昨日は大変光栄な御注文を頂きました。

          それは、kenが大変尊敬している国内女性で唯一のショコラティエ
          称号をお持ちの、「アンジェミチコ」オーナーパティシエのミチコさんから
          お花の御注文を頂いたのですが、御注文を頂いただけでも
          とても光栄なことなのですが、贈られる相手がまたすごくて、、、。

          とあるお花の流派のお家元に、、、、。

          昨日はタイムスケジュールで動いていた為、本日、朝4時起きで
          制作を行い、先ほど完成しました。ホッ!(笑)


          最近、生け花の世界もフラワーデザインの要素を取り入れたものを
          多く見かけるようになりましたが、個人的には生け花はワイヤーなど
          使わずに、自然本来の姿、形のままで、日本が世界に誇れる伝統を
          継承して行ってほしいと願っています。

          新しいことを取り入れるものを間違わないでほしいと思います。

          生け花には生け花の、フラワーデザインにはフラワーデザインの
          それぞれのよさ、すばらしさがありますが、簡単に融合できるものでは
          ありません。

          生け花は奇をてらわず、一切を省き、無の境地で、我を捨て、主張を抑え
          あるがままの姿で無限の宇宙を表現させて、永遠という普遍的なもの
          を生け花に投影させて、見る人の心に、やんわりと、じっくりと
          深く、深く、染み入るものが、本物の生け花だと思います。

          そして、ヨーロッパから伝えられたフラワーデザインは生け花とは
          対照的に、あふれんばかりに咲きほこった花たちを絢爛豪華に
          活けることで、見る人の心に、晴れやかな、情熱とでもいいましょうか、
          パッションを感じさせるものが多く、夢やロマン溢れるものが多いのが
          特徴です。


          今回のご注文制作では、生け花とフラワーデザインの融合などの
          だいそれた試みはせずに、きっちりとフラワーデザインに忠実に
          制作を行ないました。

          でも、本来kenの中の中心に宿る和のエッセンスをデザインの中に織り込んで
          華やかに、けれど、落ち着く、やすらげるアレンジを意識して
          作って見ました。

          あ~、気に入って下さるかな?ドキドキです。(笑)


          画像はまた今度アップしますね~!