日々の暮らしを心地よく、自分らしく....

花のある暮らしで心穏やかな日々を

数年ぶりにバスに乗りました。

             今日はインシュアランスの仕事で
             ホテルで会議があり、行きは友人に車で乗せて
             行ってもらい、帰りは用事を済ませて
             バスで帰って来たのですが

             なんと数年ぶりのバス乗車。

             いつも、ほぼ車で移動するため
             バスは乗りつけてなくて

             ちょっと、新鮮な気持ちでした。(笑)

             夕方のラッシュ時ということでたくさんの方が
             乗っている中で、一番後ろを見ると一つ席が空いており
             オ~ラッキーと思い座りました。

             街の中心部から近い距離に住んでいるため
             前の方に立っていても良かったのですが
             ついつい後ろの席に腰を下ろしたのが
             間違いでした。

             一番後ろは4人座れるのですが、左には高校生らしき男女
             がいちゃついており、右の小太りのおっさんはいびきを
             かいて就寝中!

             後悔先に立たず、、。

             一駅毎にお客さんは増え続け、あっという間に超満員。

             基本的にバスの匂いがただでさえダメな僕は早くも
             気分が悪くなり、おまけに左の若いカップルは
             ひと目もはばからず、いちゃいちゃ度がエスカレート

             右の小太りおっさんは口を開けたまま眠りの中で
             僕の方にもたれかかってくるし、、、。

             肩で押してもすぐにまたもたれかかってくる状態。

             左の男女をチラッと見ると、あれまぁ~キスをはじめて
             いるではあ~りませんか!!!唖然!

             おまけに、どこからか、ケンチキの匂いも始まり
             渋滞でちっとも前に進まない。勘弁してくれよ、状態。

             今すぐ、降りたい心境ですが、ぎゅうぎゅうに通路は人が
             手すりにつかまり立っている状態で、カバンと書類を抱えて
             どうやってこの人垣をかき分けて降り立とうか、といろんな
             事を考え始めました。

             左の若い男女はかなり濃厚なキスを続けており、
             女性は男子の股間を掴んでいるような感じで
             男子の気色悪いあえぎ声が、、、。
             
             右のおっさんは僕のスーツの肩によだれを垂らさないか心配
             しながら、、、。その内吐き気がして来ました。

             人が多すぎるのと、窓は暗くて乗車中の人の顔しか映ってないし、、。

             外の空気が吸いたいよぅ~!

             とうとう、意を決して、一駅早くにピンポンを押しました。

             それが鳴らないのです。何度押しても。故障みたいでした。
             オーマイガット!
   
             左の男女の窓際と右となりの小太りの窓際にピンポンがあり
             どっちかに手を伸ばさなくては、、、。

             もう一度意を決して、左の男女の頭の上に手を伸ばそうとしたら
             バスが急停車!そのまま若いカップルの方へなだれ込み!!!

             それでもほとんど動じない彼ら、、。

             またしても、ピンポンは押せずに、、、。

             そうこうしてる内に、本来降りるバス停を知らせるアナウンス
             と同時に誰かがピンポン。

             ホッとする間もなく、大勢のお客さんの間をやっとこさ
             すり抜け、バスを降りる事が出来ました。

             バスを見送りながら、後ろの席に見やると、まだ熱い抱擁は
             続いていました、、、。

             バスにはもう2度と乗らないとかたく心に決めました。

             ふぅ。(笑)